豪雪を考慮した木の温もりを感じる平屋建て省エネ住宅

豪雪地帯なので、基礎は高基礎にしています。
長い庇とテラス空間は冬季間の通路としても利用します。玄関前には風除室があります。
大開口を設けて日射熱を取り込みます。夏は日射を長い庇でコントロールした高性能エコハウスです。
屋根の破風は、重厚さをあえて見せて、雪国のデザインとしています。
建主様のお仕事から、大きな書斎がリビングにつながる配置としています。
トイレは広い空間に小便器も設けています。
キッチンはダイニング、リビングから直接見えないように囲っていますが、ドア無しでつながっています。
エコキュートの貯湯タンクおよび冷暖房の室外機は屋根付きにして設置しています。

  • 日射取得と遮蔽を考慮した北海道基準の高性能エコハウスです
  • 外皮平均熱貫流率 UA値 0.35W/m2k 熱損失係数(Q値)1.5
  • 相当隙間面積(C値)0.2cm2/m2
  • やまがた省エネ健康住宅の基準では、3地域 (新庄市)の場合は
    レベル Y-G1 UA値 0.38W/㎡K以下 C値 1.0cm2/㎡以下ですので
    やまがた健康住宅 レベル Y-G1 クリアーです。
  • 省エネ住宅ポイント申請住宅
  • 構造計算(許容応力度)による耐震等級3 全て4寸柱 耐力面材
  • ヒートポンプ式パネルヒーティングとエアコンの全館冷暖房
  • 土地探しから始めた家づくりです
  • 建設地:山形県新庄市


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クライアントからご感想をいただきました。
相談段階から、設計、施工、監理と1年以上かかりましたが、その間、疑問や不安にその度に丁寧に答えていただきました。
その結果、満足度が高い、安心な住まいになりました。
ひと冬を通して、自然な暖かさで過ごすことができました。暑くもなく、寒くもなく丁度いい暖かさ、家全体が。
また、FFヒーターやエアコンの音とともに冬を過ごしていましたが、大変静かで正直驚いています。
平屋での生活に何も違和感なく、平屋で当たり前という風に「はまって」います。
もう平屋以外は考えられませんし、これからますますその良さが実感できると思っています。
生活に慣れ、座ったり寝転んだりして、部屋の形を改めて見ています。
ラインや高さが当たり前に揃っていてシンプルで、機能と形の両方がかなえられているとはこのことと思います。
このため、生活に不便や我慢がほとんどありません。
私たちの初めての家づくりは、納得した家づくりになりました。