寒い家のリスクについて

寒い家のリスクについて、皆さんはどのくらい知っていますか?

冬の寒さは、私たちの健康に大きな影響を与えます。
特に、室内の温度が低いと、心臓や血管、呼吸器などに負担がかかり、重大な病気や死亡のリスクが高まります。

日本経済新聞によると、日本では低温が死因の9.8%を占めたのに対し、熱中症など高温による死亡は0.3%余りだそうです。低温の影響は高温の30倍以上ということです。
また、国土の大部分が冷帯のスウェーデンでも3.6%という数字が示されています。

これは、日本人が寒さに対する防御力が低いことや、暖房設備や習慣が十分でないことが原因と考えられます。
日本では、一般的に室内の温度は18度以下に設定されていますが、世界保健機関(WHO)は20度以上を推奨しています。

寒い家で過ごすことは、エネルギー効率や節約の面では良いかもしれませんが、健康面ではリスクが高いことを意識しましょう。室内の温度を適切に保つことや、暖かい服装や食事をすることなど、寒さから身を守る方法はたくさんあります。

寒い家で暮らすことは、心筋梗塞・脳卒中・肺炎などの病気や死亡につながる可能性があります。
寒さに負けないで、健康に気をつけましょう。