『G2の家』セミナー

セミナーの内容から特に印象に残ったことをまとめました。
『HEAT20』
たった2つのシンプルな指標からなる3つの目標
2つの指標とは、冬季最低室温と省エネルギー率
3つの目標とは、G1~G3
G1は、住み替える前の住宅と同等程度のエネルギーで表面結露やカビなどに悩まされない「建築力」
G2は、確実にエネルギーを削減しながら温度ストレスを感じない「建築力」
G3は、暖房設備にはほとんど依存せず開放的な暮らしが可能な「建築力」

断熱等級とHEAT20グレードの違いとは
数値と数値プラス室温を考えていることです。

断熱性能は、数値クリアがゴールではなくて「すこやかな室温」が実現できるかどうか。

週刊新潮2023年12月28日発売より
ヒートショックより危険「家の寒さ」が命を縮める
夏冬逆転 現代人は12月と1月に最も死んでいる
WHOが提唱「命を守る室温対策」何度以上に設定すべきか
「肌のかゆみ」「アトピー」「花粉症」高断熱高気密住宅に引っ越すと15症状が改善

暮らしは「住まい」と「暮らし方」で決まる

間欠暖房は、外国にはありません。つまり 採暖と暖房は違うのです。
間欠暖房は、採暖です。暖房ではありません。
外国では、ルームヒーティングといえば当然暖房のことで、全館暖房のことを言います。

最近の住宅プランでは、オープンな空間いわゆる間仕切り壁をなくすことがよく行われています。
しかし、コロナ禍でオープンなスペースでは、ネットを使った会議をする場合には難しいので、ある程度クローズな空間も必要な時代になってきました。
その時は、ベース暖房とパーソナル空調の組み合わせで、ある程度はクローズな空間にも対応できます。
その他の解決策としては、空間はつながっているが視線を遮るという方法があります。
繋がってはいるが、気配は感じるという空間です。

最近、平屋が増えています。
平屋の場合は、プランは横に長くなるので、オープンな空間にした場合に空調が難しいと言われています。
この場合も採暖ではなく全館暖房を行うのに適した暖房方法を選択すれば問題ないです。
とにかく、断熱性能が高く、室温が高い、高性能な家つくりがこれからの家と言えます。

先輩家族に聞くG2の家の暮らし方
帰宅時に玄関を開けるたびにこの家で良かったと思う
赤ちゃんにお乳を上げるのがとても楽になった
生活がおっくうでなくなった
家族の気配を感じられる
子供の勉強場所がどんどん変わっていく
お友達の家に上がる時に靴下を脱いでしまう

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