ブロック塀の危険性について
ブロック塀が倒れてけがをしたニュースがありました。
ブロック塀の危険性についてお話したいと思います。
ブロック塀は、地震や台風などの自然災害で倒壊する可能性が高く、人や車などに被害を及ぼす恐れがあります。
特に、建築基準法や日本建築学会の基準を満たしていないブロック塀は、安全性が低く、危険です。
ブロック塀の安全性を判断するためには、高さ、厚さ、控え壁、劣化状況、鉄筋や基礎などの構造をチェックする必要があります。
一般的に、ブロック塀の高さは2.2m以下、厚さは15cm以上、控え壁は3. 4m以下に設置するなどの基準があります。
また、ひび割れや欠損、傾きやぐらつき、鉄筋の錆びなどは劣化の兆候であり、注意が必要です。
ブロック塀の所有者は、定期的に点検を行い、必要に応じて補修や除却などの対策を講じる責任があります。
また、一部の自治体では、ブロック塀の除却費用の補助金制度があります。
詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
【新住協 Q1.0住宅マスター会員 (有)TOMO設計コンサルタント】